進学塾に個別指導が増えているわけ

大手進学塾は通常、集団型と呼ばれる指導が多く、講師一人に対し30人くらいから40人くらいを対応する、いわゆる学校のようなクラス編成を持った授業が行われていました。ライバルが大勢いる中、お互いに競争しながら成績を伸ばしていくことができるといわれ、競争なくして成績の向上はないと考えられていたので、学力別クラスで順位発表を行うなど、お子さんの競争精神を刺激しながら指導を行ってきました。

しかし最近、集団型の指導を行ってきた大手進学塾でも個別指導クラスを設けたり、個別指導システムを設けるなど、指導方法を柔軟に変更したり、選択ができるようになってきています。集団指導を行う進学塾にも、個別指導を行う塾が多くなっているのです。

どんなに学力レベルの高い塾であっても、中には塾の学習スピードが速く追い付いていけないというお子さんもいます。そのお子さんをフォローする方法が、これまでの集団型指導塾には見られませんでした。科目別に得意不得意があるお子さんについても、これという指導を行わずに来たのが、進学塾の特徴でもあったのです。

集団指導型塾に通うお子さんの中で苦手科目が克服できずおいていかれがちなお子さんも、集団の中で勉強させるのではなく、個別指導システムを導入し、きめ細かい指導を行うところが多くなっています。